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2012年9月9日日曜日

エッセイストの中村秀郎氏からの投稿。

ー日本人はB級の批評家に甘んじるなー

日本人はその気になったら相当底力もっているよ。但知ったかぶって
生はんかの知識を振りかざして評論家気どりはやめて欲しいね。
情報は適格に速やかに把握して適格な判断のもとに即実践すべきだね。
一国の政府の力が弱まると、関係諸国は一気につけ込み、妨害したりし
てくる。日本人はかつての軍国主義を許した苦い経験と反
省に立って国防のための自衛軍を持つべきではないかとさえ思ってし
まう。日米安保を切り捨てようとするなら、それくらいの覚悟は必要だね。
私は人生80年生きてきたが、その間山あり、海ありで大変な時代を生
き抜いてきた。その経験から言わせてもらえば、決して、決して
戦争だけはしてはならないことだ。マイナスこそあれ、プラスはなにもない。

あらゆる問題はオープンにし、世界の人々に実情を知ってもらうことが大
切だ。若い人々には正しい歴史認識の持てる教育がまず肝心だ。
日本の普通の市民をバカにしてはいけない。情報は隠さず、報道すべきことは
速やかに報道すべきだ。それには自分自身をB級の批評家から もっと
物事の本質を深くとらえることのできる能力を身につけた真の批評家に
成長させることがとても大事なことだね。

以下のDVDはUTUBEから拾った一つの解釈としてのものです。上掲の中村秀郎とは無関係




2012年9月2日日曜日

中国辺境の旅ーその5

中国と言えば、大体かなり辺境の都市でも人口は多い。大体その土地の人口密度を知るには土地のスーパーやデパートを見るとわかるが、結構辺境の中小都市でも構えは大きく陳列品も豊富だ。その豊富さと比例するかのように人も驚くほど多く寄ってくる。
現在の人口は日本の約10倍だが、あと13年もたてば14億人になるという。その後は減少するといわれているが、一人っ子政策の負の側面がじわじわと効きだし、人口オーナス、つまり人口の負の局面を迎えてどこの国よりも人口動態の負の配当を受けるのはほかならぬ中国であると人口学者は口を揃えていう。
福祉の面でも日本よりはるかに若者の負担が重くなるという。このピーク人口の時にGDPは下がり出し、陰りを見せ始めるそうだ。
それに国があまりにも大きすぎて統制が利かないことも大きなマイナス点だ。
西にウイグル問題、南にチベット問題あり。余りにも急激な漢化政策はかえって原住民の反発を招くようだ。
へたすると本当に瓦解する危険があるということはおそろしいことだ。
この辺をどう考えるかがこれからの大きな課題であろう。

中国辺境の旅ーその4

中国の人口問題を論じたが、いきなり消されたのでもうやる気なし。
皆さまお休みなさい。