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2012年10月28日日曜日

李克強に足蹴にされたジャパンハンドラ―のナイとアーミテ―ジ


10月21日にジョセフナイとアーミテ―ジが中国を訪れ、尖閣をめぐる領土問題で
日中の取り次ぎをしようと思ったら、「大体あんた方そんな資格あるのか?そんな資格
のあるポストを米で占めているのか?」と全く相手にされなかったようだ。
当たり前だ。日本から基地があることをいいことにいいように金を搾り取り、沖縄の基地
で毎度のレイプ事件が起きようとも、夜間外出禁止令位でお茶を濁そうとするアメリカだ。
日米安保条約を盾に日米地位協定もそのまま保持、基地にいる米兵は常に殺しのため
に日夜トレーニングを欠かさないのだ。そんな国の一代表者にすぎないような輩を相手に
貴重な時間をさけられないというのが本音だろう。
よく見ているよね~日本の政府関係者、外務官僚もこの点全く植民地・属国意識に染まった
ママ相変わらず従来通りの対応の仕方をとっていてこちらの方がよほど恥ずかしい。

石原の25日の都知事退任の言も穿った見方をすれば、ナイ、アーミテ―ジの側から
の圧力と助言も効いているだろう。もともと石原はCIAの一員だという話もあるし、そこら辺の
意志疎通はア・ウンの呼吸なのだろう。石原を退任させ、第三局の波をつくらせーそこには
橋下、河村(?)も参加し日本における軍国主義化を一層推し進め、徴兵制度を復活させ、
中国の警戒心を逆なでさせ、日中間の険悪な状況をさらに悪化させ、日中開戦を促すこと
こそが彼らの日本来日、中国訪問の本音だろう。それには尖閣問題で墓穴を掘った石原
の存在は邪魔。人心一新のために第三局にまわって貰って極右軍国主義を提唱して貰った
ほうがアメリカの軍需産業を盛りたてるためにも都合良しと計算したのだろう。

もういい加減、アメリカの基地もいらない、日米安保もいらない、米兵もいらない、普天間の
基地を返せ、人々の静かな、安全な夜を返せ!オスプレイを日本から叩き出せ!
膨大な額の米国債を返却しろ!(アメリカは全額もらった気でいるだろう!)

2012年10月26日金曜日

ここのところ必要があって殆ど毎月外国に出かけている。
そこで気になるのはトイレ事情だ。やはり日本人だから日本のトイレが世界で最高と
思っている。
今までで一番素朴だと思ったのはもちろん大平原で用をたすことだ。数十年前にモスクワ
近郊のヤ―スナヤ・ポリャーナにバス旅行した時はバスを止めていっせいに森の中に入り
用を足したことを思い出す。次の情景はモンゴルに行った時ゴビ砂漠の草原で用をたした。
次の思い出は中国のド田舎の寧夏というところで農家を訪問した時に小さな納屋のような
トイレを使用させてもらったことがある。小さいながらとても清潔に保っていて用をたすとそこ
に用意されている灰をシャベルでかけるのだ。素朴だけどとても感じのいいトイレだった。
同じ寧夏で毛沢東、マルクス、エンゲルスの画像が掲げられた党会議場のトイレは会議場
とは別棟にあり、粗末な板小屋に床は穴をくりぬいただけのトイレで全く不潔このうえない
ものであった。ある時地中海を旅していて、マルタ島に着き、そこのトイレを金を払って使用
したが、チリも埃も全く見られず、本当に清潔そのものの快適トイレであった。概してEU圏の
トイレはある一定の水準は保たれているようだ。
最近ウスリースクというところのある資産家の工場兼オフィスを視察させてもらったが、そこが
なんと今どき驚き、トイレの中に水の入ったバケツがありそのバケツに柄杓がはいっており、
用をたしたらその柄杓で水を汲み、流すという仕組みだ。
見た目には立派なオフィスであるが、肝心の下水処理がこのウスリースクでは不完全というこ
とが一目りょう然。この点は中国も同じ。見た目は異常なほどの大げさな威風堂々の建物でも
トイレは全く酷いものが多いのにはびっくり。
いかに日本のトイレが進化した優れものであるかが分かる。大体日本のウオシュレットを使うと
外国へ行くと尻が冷たくていつも困る。
注:ヤ―スナヤ・パリャーナにトルストイの土を盛っただけの墓があり、そこはトルスト

イ文学を愛好する人々の花が絶えたことがないことで有名なところ。トルストイ博物館
を併設。(トウ―ラの近郊の森の中にある。)

さて各国様々なトイレ事情を述べたが、たかがトイレ、されどトイレなのである。トイレはその国
のすべてを語ると言ったらいささか大袈裟か。トイレは一国の文化度を推し量るバロメータにな
ると言っても過言ではない。


2012年9月9日日曜日

エッセイストの中村秀郎氏からの投稿。

ー日本人はB級の批評家に甘んじるなー

日本人はその気になったら相当底力もっているよ。但知ったかぶって
生はんかの知識を振りかざして評論家気どりはやめて欲しいね。
情報は適格に速やかに把握して適格な判断のもとに即実践すべきだね。
一国の政府の力が弱まると、関係諸国は一気につけ込み、妨害したりし
てくる。日本人はかつての軍国主義を許した苦い経験と反
省に立って国防のための自衛軍を持つべきではないかとさえ思ってし
まう。日米安保を切り捨てようとするなら、それくらいの覚悟は必要だね。
私は人生80年生きてきたが、その間山あり、海ありで大変な時代を生
き抜いてきた。その経験から言わせてもらえば、決して、決して
戦争だけはしてはならないことだ。マイナスこそあれ、プラスはなにもない。

あらゆる問題はオープンにし、世界の人々に実情を知ってもらうことが大
切だ。若い人々には正しい歴史認識の持てる教育がまず肝心だ。
日本の普通の市民をバカにしてはいけない。情報は隠さず、報道すべきことは
速やかに報道すべきだ。それには自分自身をB級の批評家から もっと
物事の本質を深くとらえることのできる能力を身につけた真の批評家に
成長させることがとても大事なことだね。

以下のDVDはUTUBEから拾った一つの解釈としてのものです。上掲の中村秀郎とは無関係




2012年9月2日日曜日

中国辺境の旅ーその5

中国と言えば、大体かなり辺境の都市でも人口は多い。大体その土地の人口密度を知るには土地のスーパーやデパートを見るとわかるが、結構辺境の中小都市でも構えは大きく陳列品も豊富だ。その豊富さと比例するかのように人も驚くほど多く寄ってくる。
現在の人口は日本の約10倍だが、あと13年もたてば14億人になるという。その後は減少するといわれているが、一人っ子政策の負の側面がじわじわと効きだし、人口オーナス、つまり人口の負の局面を迎えてどこの国よりも人口動態の負の配当を受けるのはほかならぬ中国であると人口学者は口を揃えていう。
福祉の面でも日本よりはるかに若者の負担が重くなるという。このピーク人口の時にGDPは下がり出し、陰りを見せ始めるそうだ。
それに国があまりにも大きすぎて統制が利かないことも大きなマイナス点だ。
西にウイグル問題、南にチベット問題あり。余りにも急激な漢化政策はかえって原住民の反発を招くようだ。
へたすると本当に瓦解する危険があるということはおそろしいことだ。
この辺をどう考えるかがこれからの大きな課題であろう。

中国辺境の旅ーその4

中国の人口問題を論じたが、いきなり消されたのでもうやる気なし。
皆さまお休みなさい。

2012年8月21日火曜日

中国辺境の旅ー4

国際会議の終わった翌日、黒龍江省牡丹江でぼんやり考えたこと。

牡丹江は日本が中国を侵略し、日本政府の鳴り物入りで大量の日本人を
中国東北部に入植させ、そこで開墾させたところだ。敗戦を知らされた開
拓民達は子供や、乳のみこを殺すか中国人に引き取ってもらうかして生
死をさまよいながら帰国したものも結構いた。連れて帰れず大量の子供を中
国人に預けて帰国したものも数多くいる。牡丹江はそういう残留孤児の
多い町として日本で知られたところだ。
夏は結構暑いが冬は零下20度位になるようだ。都市としてはエネルギー
溢れたところだが、辺境地帯なのでどこか田舎風のところあり。

いたるところ所せましと近代的なビルがたちならび、人と車があふれか
えっている様子。朝の8時ころ耳をつんざくばかりの大音響。銃で殺し合い
でも始まったのかと思いきや、なんとそれが結婚式の祝意を表す大音響
なのだ。
-どうも中国人と日本人では音の受けとめかたが違いが有り過ぎのようだ。
あんな大音響は美しくも、風情があるとも少しもおもわないが、中国人には
いいようだ。やはり国土が広いと音の感受性が鈍くなるのか、これでは秋の
鈴虫を愛でる日本人の感性とは違いがありすぎるようだ。

美意識も違うよね。アスファルトの道の真ん中で堂々とお尻丸出しの子供
におしっこやウンコをあちこちさせ、そのままだったり。ギヤフンだ。最も馬
車も時々走っているので馬糞を道路に落とすことになれているのかもしれ
ない。

牡丹江の有名ホテルで朝飯を食べた時だ。相席になった円卓の向こうに
座っている年の頃、40歳くらいの小母さん、雨に濡れた傘を平気で我が
鼻先の円卓の上に置くのだ。こういう感性信じられる?

ついでに言わせてもらうとハルピンで時間の合間を見て乗り合い観光バス
に乗ってみたら結構和やかな、人のよさそうなおのぼりさんばかりですっかり
友達になったが円卓を囲んだ食事でビックリ仰天。骨つき鶏の骨は円卓に
じゃんじゃんホキ出すはエビのカラは吐き散らし、魚の骨も円卓にまき散らし
たようにだすわ。驚き、思わず顔をそむけた。こういうのは許容範囲なのか?

昔フランスのルイ王朝時代には貴族が食事時何でも食卓のまわりにほき
散らしたというが中国の地方都市でもいまだにこうなのか?今まで付き合った
中国人でそんなのはいなかったな~とぼんやり考えこんでしまった。これから
の中国人は食卓マナーも大事だ。段々金持ちの国(?)になるのだからゆとり
ある生活の美しい所作も大切だ。

この点日本の茶道はすごいね。単なるうわっつらの所作の美しさを追求する
のではない、深い仏教哲学がこめられた精神性の高い文化の象徴なのだ。
そして茶をたてる所作はきわめて合理的で無駄がない。

あらためえ牡丹江に行って茶道のことなどがふっと頭をよぎってしまった。
小学生だった頃、母に稽古をつけてもらっていた頃、あんなに茶杓は
拝見に出すときには畳何目とか、厭で厭でたまらなく反発していた。
でも今になってその良さがしみじみわかってきたのだから皮肉なものだ。

とにかく日本人はミクロの世界だ。ミニチュアベアリングだの、ナノだの
半導体だの得意中の得意。だから細部にこだわり過ぎ、大局観を見失う。
この点では大局観を持てる中国人とは大いに異なる人種だ。

2012年8月11日土曜日

中国辺境の旅ーその3


中国のインターネット事情

ハルピンの街中ならどこへ行っても、どんなお上りさんでもケータイ片手にでかい中国語でガンガンまくしたてながら歩いている姿によくお目にかかる。(隣の北朝鮮では人口がすくないので当然だが今現在保有高は100万台だ。)

中国では、インターネット人口が55000万人、携帯電話やスマートフォンのメールを操る人口も6億人以上にのぼる。中国政府もそのインターネット対策に頭を悩ましているようだ。ウエイボーがきっかけで発覚した事件としては、日本の王子製紙の排水垂れ流しを
危惧した住民が排水ポンプ敷設を中止させた事件はごく最近報じられた。余談になるがこの王子製紙は曲者で、戦前サハリンで王子製紙王国を創り、サハリンの木を散々伐採したことはこれまで徹底的に隠されていた。環境保護の見地からは第二次大戦で日本が敗戦国になりサハリンから退去したことはよかったともいえるのだ。
またかの有名な事件、薄煕来・中央政治局委員の失脚劇で、「腹心の王立軍・重慶市副市長が米国総領事館に駆け込んだ」「微博」(ウエイボー)がきっかけ。これまで政権中枢の動きは、外部不出だったが、ウェイボー上の情報が重要な役割を果たした。 「今や中国は世界最大ネット大国。共産党政府も情報のコントロール不可」(中国メディア幹部)、当局は、これらネット情報が飛び交う状況を政府批判につながり、反政府運動を誘発しないかと憂慮している。中国当局が警戒しているのが、ネット上で、物価高、就職難、貧富の差などの広範な国民が抱える不満により、反体制運動に結び付きやすいことだ。中国当局は5万人ものネット監視員を動員し、24時間態勢でユーザーの書き込み内容、言論を監視・削除している。さらには巨額の費用を投じて「グレート・ファイアーウォール」(海外サイト閲覧制限)などシステムを構築しているが、インターネットユーザーすべての言動をチェックすることは不可能だ。8月上旬当方が中国滞在中にもテレビで2015年までにウェイボーをもっと整備するのだとしきりにニュースで報じていた。

インターネットの影響力が強まっていることについて中国政府幹部は「経済のグローバル化や政治の多極化、技術の進歩がすさまじい勢いで押し寄せている。新旧メディアの境界、国内と国際問題の境界がなくなった。政治や文化などの問題も境界がなくなっている」と指摘、メディア管理を最重要課題として位置付けているようだ。 グローバル化の進展により、様々な事象が一般庶民にも視
覚化され、秘匿されている部分が透明性を帯びてくる。これはある意味ではグローバル化の功罪のうちの数少ないいい点であろう。中国当局は常に内省変革を目指さないととんだ局面で大衆の思わぬは反撃に遭うことは必須だろう。



2012年8月9日木曜日

中国辺境の旅ーその2

東方のモスクワとも呼ばれているハルピン。意外に

街並みは洗練されて、緑が豊。お上りさんも多い

街。西は西安、南は湖南省、内蒙古などから続々観



光にやってくる。

ロシア人が20世紀初頭に開発したという都市だ。

どこか懐かしい雰囲気が漂う。お上りさん達はマナー

が今一。金を稼ぐ前にもっと公衆マナーを学びた

まえ。

2012年8月8日水曜日

中国辺境の旅ー1

先月末から仕事で中国東北地方にでかけた。北京からハルピンまでのり
継ー北京で5時間天候不順で待たされる。その間日本と中国との過去の
歴史を厭っと思うほど味わった。一つには残留孤児問題。残留孤児の奥
さんの里帰りに遭遇。待ち時間の長~い時間昔の話をじっくりきかされた。
またもう一つは出稼ぎで福井県の縫製工場に勤めている女工さんの
話。ひとりの女工さんは岐阜県の縫製工場で働き、三年契約で年期明け、
晴れてハルピンに帰る所だという。三年で30万円も貯めることができたと
晴ればれした表情ではなしてくれた。家には25歳の息子と旦那が待っている
という。もう一人の女性は夫婦で来日。夫はその間病死。二人の子を縫製
一筋で養育してきたという。彼女は48歳にしてはスタイル抜群。柳腰の
中国美人だ。飛行機待ち時間の間たっぷり彼女達につきあったが、底辺
で生活している人たちはほんとに金にケレンミがなく、きっぷうがいいのに
気がついた。私の中国の旅の序章は彼女達の私へのエールではげまさ
れたことで始まった。

2012年8月7日火曜日

モスクワにロシア人や外国人を魅惑させる菜園付きログハウスの展示
お目みえ!

モスクワに住むロシア人には当たり前のことなんだろうが、以前から
日本人には、なんと贅沢なことよとため息が出るような菜園付きログハウス
1991年の政権崩壊時には結構庶民には菜園が役に立ったとか。
日本人にとっては夏には無農薬の新鮮な野菜を思いっきり食べるのも夢のまた夢。
ロシア人の習慣では夏採れた野菜、秋のきのこは保存用食糧として大きな瓶詰め
にしていくつも沢山作り、地下室に貯蔵するのが毎年の行事だ。





2012年7月29日日曜日

ロシアのプッシー・ライオット裁判沙汰に

プーチンの政治姿勢を批判してその抗議の声を歌に託した
プッシー・ライオット(ニャんニャん隊)の女性グループは
教会をバックにプーチンのロシア正教を巧みに政治利用して
いる選挙手法を歌に託して批判した。カン袋をかぶって4人の
女の子が過激に歌ったので、たちまち逮捕監禁となってしまった。
裁判はまだ続行。ある筋の情報だと7年の禁固刑になる可能性も
随分厳しすぎる。なぜ?評論家の話だと、世相を斬る激しい風刺
はかつてのブロッツキーを彷彿させるようだ。ここに風刺画家ヨールキ
ン氏の優れた漫画を載せておこう。ロシアで表現の自由はどうなってるんだ?
あまり市民の反発を食うことになるとかえってプーチン氏は墓穴をほること
になると思うよ。


2012年3月6日火曜日

Статистический анализ прошедших в России президентских выборов, который специально для «Газеты.Ru» провел физик Сергей Шпилькин, показывает наличие «подозрительных» 9 млн голосов, отданных за Владимира Путина (что соответствует реальной явке около 56% вместо официальных 65% и доле голосов за Путина 57,5% вместо официальных 63,5%), а также демонстрирует появление вто

Читать полностью: http://www.gazeta.ru/science/2012/03/06_a_4026805.shtml


アメリカからえらく疑問を呈せられたプーチンの大統領選当選であるが、ガゼータ・ルー紙によれば、ロシアの物理学者、セルゲイ・シュピルキン氏が統計的分析をおこなったところ、900万人の幽霊投票者が存在するようだ。この数からすると、公式発表の65%の投票率は実際には56%で、プーチンに投票した人の率は63.5%ではなく、57.5%になるそうだ。
何せ広大な国土だから、全部を掌握することはかなり困難だ。しかし以前より欧米から不正が選挙でまかり通っていると非難されていたので、ロシアの国土の到るところに監視カメラを2カ月以内でつけ終わったとのことである。

ロシアは偉大なる国だ。プーチンはそのような大国にふさわしい大統領は自分だといいたいのだ。要するに昔からある大祖国主義の精神がこれからも自分を中心に守られなければならないのだ。誰がロシアを転覆させたいのかは分かっていると勝利の演説の中で絶叫した。